2010年12月29日水曜日

『ライティング・マシーン―ウィリアム・S・バロウズ』(インスクリプト)刊行記念 旦敬介×小池桂一トークイベント

青山ブックセンター本店で、作家・翻訳家の旦敬介さんと漫画家の小池桂一さんのトークイベントが開催されます。
1月20日(木)19:00~、入場料800円。
受付は1月5日より、ABC本店もしくはABCのHPにて。

同時に、旦敬介さんの選書フェアも行う予定です。
ビートニクをフューチャーしたラインナップになる予定。乞うご期待!


〈インスクリプトブログ〉
http://inscriptinfo.blogspot.com/


〈ABCイベント紹介ページ〉
http://www.aoyamabc.co.jp/event/2010/638/

2010年12月2日木曜日

「しまぶっく」探訪記

9月23日(木)、地下鉄清澄白河駅に近い深川資料館通り商店街に“本の島”的な書店が開店しました。その名も「しまぶっく」。いわゆる新刊書店ではなく古書・新刊洋書・ 雑貨などを販売する古本屋さんです。店主は、青山ブックセンター(ABC)やジュンク堂書店などで数十年お勤めになった知る人ぞ知る書棚編集の達人・渡辺富士雄さんです。



渡辺さんはこれまで数々のフェアを企画されましたが、ABCで最後に手がけられたフェアが「群島」をテーマにしたものでした。今福龍太さんの『群島—世界論』(2008年、岩波書店)に感銘をうけ、本に取り上げられている数々の書物からさらに選書し、三列の書棚を埋め尽くしました。一冊の本を媒介に、これだけ大規模なフェアが企画され、実施されるのは異例のことです。










書棚を見てまず目がひかれるのが、本と本の間にある蝶の標本です。渡辺さんは「これは読者の方々へむけたナゾかけなんです」とおっしゃっていました。、ちょっとしたヒミツを書棚に仕掛け、読者と豊かなコミュニケーションをはかろうとするのが、渡辺流です。
このブックフェアは大きな反響を呼びました。そして、その後ABC本店で展開される「本の島」フェアへと広がっていきました。


そして渡辺さんが、ABC退職後ほぼ一年を経て開店したのが「しまぶっく」です。






「しまぶっく」開店の日、さっそくご挨拶がてらうかがいました。ぼくが訪れたのは、午後3時頃。まだ小雨が降りつづいています。気温もかなり低く、「しまぶっく」のある通りまでの道すがらも人が少ない。これはもしかしたら厳しい船出かな、などと心配しておりました。がしかし、そんな心配もなんのその。なんとお客さんはひっきりなしに訪れているではありませんか。書棚を見てもところどころ本が抜け、隙間ができています。これは売れたということか?!


「渡辺さん、いいお店じゃないですか。で、どうですか?」とお聞きしたところ、「けっこうスゴイです!」。書棚を見ながら、お客さんとの会話を聞いていると「いつオープンしたんですか?」「あ! ここ本屋になったんですね」「また来ますねー」「ありがとうございます!」などの声が響いています。子どもがキャッキャ、キャッキャ騒いでいる声も聞こえてきます。


「しまぶっく」の前は清澄白河駅から東京現代美術館に向かうときの通り道になっているのですが、お客さんの多くは地元の人のようです。ツイッターやブログではあえていっさい宣伝せず、あくまで地元密着で営業したい、とおっしゃっていた渡辺さん。
「やったじゃないですか! 渡辺さーん」。
その後二時間ほど書棚を散歩し、おいとまいたしました。






「本の島」と思いを同じくする「しまぶっく」に、今後も注目です。ひきつづき「しまぶっく」をレポートしていきます。刻一刻と変化しつづけ、無言で語りかける「しまぶっく」の書棚を見に、みなさんもぜひ一度お立ち寄りください。(五島)




古書 新刊洋書 雑貨「しまぶっく」

〒135-0022 東京都江東区三好2-13-2

TEL/FAX 03-6240-3262

営業時間 11:00~20:00定休日 月曜日

※地下鉄清澄白河駅のA3出口を出たらすぐに左に曲がり、清澄通りを少し進みます。深川資料館通り商店街に入り、まっすぐ東京都現代美術館に向かって3、4分進みます。すると右手に間口の広い「しまぶっく」が見えてきます。駅から5分ほどです。

2010年11月22日月曜日

『ベオグラード1999』の公開記念 gozo cine新作上映+パフォーマンス

11月27日(土)から渋谷のUPLINK Xでロードショーされる金子遊監督『ベオグラード1999』公開記念イベントとして、25日(木)に吉増剛造さんの「gozocine」上映+パフォーマンスが行われます!

http://www.uplink.co.jp/factory/log/003780.php


「gozo cine」から「Hierog(ozo)lyph」へ。

現代詩のトップランナーとしてのみならず、先鋭的な実験映像の作り手として4年以上 撮り続けている、吉増剛造「gozo cine」が転換点を迎えております。

古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」を詩人がどのように身体化して、自己の映像世界へ導入するのか?

土方巽の師匠筋にあたり、アントナン・アルトーの日本への紹介者である及川廣信の舞踏パフォーマンスを、吉増剛造が撮影した作品を中心に新しい映像世界を拓きます。

それと同時に、25日の三島由紀夫の40回目の命日に、詩人がブラジルから眺めた目で、これまでにない切り口で三島論を語り下ろします。


2010年11月4日木曜日

青山ブックセンター本店 「本の島」棚 終了のお知らせ

ABC本店で、2010年1月より形を変えながら継続してきたブックフェア「本の島」を、11月下旬で一旦終了することにしました。

終了、とはいっても、津田新吾編集本のコーナーは背表紙を見せるかたちで1冊ずつ、残します。
棚の見出しはもちろん「本の島」。

大きなフェアが終了しても、
書き手、作り手、売り手、読み手それぞれが「本の島」を形づくってゆくのならば、
それがなくなってしまうことはありません。

また、次の展開が見えてきたときに、書店からまた新たなお知らせが出来るはずです。

みなさま、どうもありがとうございました!!!
20日までは今までどおり展開しておりますので、ご来店お待ちしております。


ABC本店 寺島

2010年10月20日水曜日

サウダージ・ブックスの新刊:
飯沢耕太郎
『石都奇譚集 ストーンタウン・ストーリーズ 』

サウダージ・ブックスから新刊が出ました。
それにしてもカバーの色がとてもいいですね!
視覚だけでなく、味覚や嗅覚にも訴えてきそうなグリーンです。

HPの紹介から:
「今日のストーンタウンは読めない文字で書かれた手紙である」(本書より)。東アフリカ・タンザニア、インド洋に浮かぶ隆起珊瑚の島、ザンジバル。石造りの旧市街(ストーンタウン)の光と闇をさまよう旅人による〈魔術的トラヴェローグ〉——現代日本を代表する写真評論家の著者が、ザンジバル島への旅の日々を現実と幻想が交差するスタイルで描くショート・ストーリーズ。著者による写真も掲載。

書名 石都奇譚集(せきときたんしゅう) ストーンタウン・ストーリーズ

著者 飯沢耕太郎

造本 四六判変型/ソフトカバー/本文160頁

価格 1,600円+税80円

発行 サウダージ・ブックス/

http://saudade-books.blogspot.com/

発売 港の人

装幀 清水理江

2010年10月11日月曜日

青山ブックセンター本店 「本の島」棚 更新情報

皆様こんにちは、秋ですね。
「本の島」ブックフェア棚が、「ユダヤ」をテーマとした選書にガラリと変わりました。オースター、サリンジャー、パステルナーク、プロツキーなどユダヤ系の作家の小説から、ウディ・アレンやボブ・ディラン、バレンボイムなど映画、音楽関係の人々の著作など、もりだくさんです。
また、津田新吾編集本をお買い上げの方へは、レジにて先着で『本の島へ』のなかから数ページ差し上げています。なくなり次第終了です。
新しくなった本の群れを、見に来てください。

2010年10月8日金曜日

「和紙のひろがり」全国の和紙展示会

10月15日より2週間、全国手すき和紙連合会が主催する東京で初めての全国の和紙展示会が開催されます。

日本列島の北から南までそれぞれの土地の水と風を漉き込んだ個性豊かな和紙の集まるめったにない機会です。

冊子『本の島へ』でも使われた和紙の奥深い世界をぜひご堪能ください。


◆全国の和紙展示会「和紙のひろがり」

展示期間:  2010年10月15日(金)~10月27日(水)

時間   :  午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)

会場   :  全国伝統的工芸品センター 展示室2F (池袋駅直結)

      東京都豊島区池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル

くわしくは展示会ウェブサイトをご覧ください。

※入場無料

※本展示会オリジナルデザイン照明参加予定者(敬称略)

池上遼一(漫画家)、松本大洋(漫画家)、ウィスット・ポンニミット(漫画家)、junaida(画家)、祖田雅弘(イラストレーター)、Keyco&Mayca(シンガー/アーティスト)、若木信吾(写真家・映画監督)など計28名。