2011年4月20日水曜日

東京日仏学院 詩人たちの春

4月25日~28日に開催されるイベントのお知らせです。
以下、東京日仏学院HPからのコピー。

 

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パフォーマンス、討論会、詩の翻訳コンクール。現代詩の力強さと創造性を讃えるポリフォニー的な詩祭です。


関口涼子はパリに居を構え、日仏語で執筆をする傍ら、アティーク・ラヒーミーや、エシュノーズの小説の日本語訳、また吉増剛造や多和田葉子の作品のフランス語訳も手がけています。小説『きことわ』で2011年芥川龍之介賞を受賞した朝吹真理子、レーベルATAKの設立者で電子音楽アーティストの渋谷慶一郎とともに4月25日にパフォーマンスを行ないます。

アンヌ・ポルチュガルは『毅然としたボブ』や思潮社から日本語訳が刊行された『世にも簡素な装い』など、約10冊作品を発表しており、詩は言葉の「実験室」であると定義しています受賞歴豊かな作家小池昌代とともに。4月26日に対談と朗読を行ないます。司会は関口涼子が務めます。


反体制派、挑発家、そして皮肉屋のクリスチャン・プリジャンは形式を打ち破り、作品中で「偽の話をする」こととの戦いをけしかけます。現代詩、戯曲、文学などを通して、ことばと詩の未来を追及するヴァーバル・アート・ユニットTOLTAとともに4月27日にパフォーマンスを行ないます。司会は関口涼子が務めます。


ポール・オチャコフスキー・ローランスは実験文学や詩など多様な作品を出版しているP.O.Lの守護神的な存在です。思潮社の小田康之、福島に居を構える詩人で雑誌「ウルトラ」を発行する和合亮一らと共に「今日どのように、いかなる理由で現代詩を出 版するのか」について4月28日に討議します。



詩の翻訳ワークショップ・コンテストを4月25日に開催します!

優秀作品の作者3人にエス・テー・デュポンから美しいペンが贈呈されます。ふるってご参加下さい。
要申込:03-5206-2500
対象:中級以上のフランス語読解能力を有する方

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くわしくは↓のページでご確認ください!
http://www.institut.jp/ja/evenements/10622