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本の島 Island of Books
本と本、本と人、人と人がつながりあう世界へ
2010年5月27日木曜日
冨原眞弓さんセミナー開催のお知らせ
6月19日(土)開催の「〈本の島〉をめぐる対話vol.2」にご出演の冨原眞弓さんが、岩波市民セミナーで連続講演を開催されます。
冨原眞弓
(とみはら・まゆみ)
1954年生まれ。ソルボンヌ大学大学院博士課程修了、哲学博士号取得。聖心女子大学哲学科教授。専門はフランス哲学・思想。トーヴェ・ヤンソンの作品に出会い、スウェーデン語を習得。フィンランドにて独自に資料を蒐集し、ヤンソンのもとを度々訪れる。著書に
『シモーヌ・ヴェイユ』
(岩波書店)、『ムーミンのふたつの顔』(筑摩書房)、『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界』(青土社)など、訳書に
『根をもつこと』
(岩波文庫)『ムーミン・コミックス』(全14巻、筑摩書房)など多数。
ヤンソン作品の翻訳・研究を長年手がけてきた冨原先生を講師にお招きし、ヤンソンの知られざる側面、すなわち25年にわたる「諷刺画家」としての仕事を、貴重な視覚資料とともに紹介してゆきます。「諷刺画家」として活写した激動の20世紀北欧世界と、「物語作家」として創造した牧歌的な「ムーミン物語」の世界。ヤンソンが生きた「ふたつの世界」を結ぶことで、彼女の魅力を余すことなくお伝えするのが、本セミナーの目指すところです。
第1回
ムーミン一家とヤンソン一家
――ムーミン谷はどこにある?
第2回
フィンランドの独立と憂鬱
――父ヴィクトルと母シグネ、それぞれの戦い
第3回
「諷刺画家」ヤンソンの活躍
――「内憂外患」の現実に羽ばたく絵筆
第4回
諷刺画の中のムーミン
――アンチ・ヒットラー/そしてムーミン物語へ
■日時
2010年6月3日(木),10日(木),17日(木),24日〈全4回〉 午後6時30分より約2時間
■
場所
東京都千代田区神田神保町2-3 アネックスビル3階 セミナールーム
※要予約、会費8000円です。詳細は
http://goo.gl/Dv7y を御覧ください。
津田新吾編集による『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界』を大きくフィーチャーしたお話になるそうです。
「本の島」トークショーと同じ月になったのはまったくの偶然ですが、「
奇しくも6月はわたしにとって津田さんメモリアル月
になりそうです」とのことでした。
「ふたつの世界」を結ぶこと――どんなお話になるのでしょうか。
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「東京新聞」多和田葉子さんの記事
「本の島」をめぐる対話vol.1(終了のお知らせ)
冨原眞弓さんセミナー開催のお知らせ
「本の島」についての個人的なメモ / TY
ブックフェア「本の島——オマージュ 津田新吾」
「本の島」のブログ
本の島 Islands of Books
島と島とをつなぐようにして、星と星とをつなぐようにして、ゆたかに響きあう本の世界を夢見ること。文芸書や人文書の分野で、並外れた情熱と妥協のない審美眼をもって、人びとの記憶にのこる数々の本を世に送りつづけた編集者の故・津田新吾。かれの構想したインディペンデント・ブックレーベル、「本の島」。その夢を、書物の書き手、作り手、売り手、読み手がそれぞれの場所で創造的に受け継いでいきながら、あたらしい出版文化のありかたを模索する共同プロジェクトです。いざ、出航!
honnoshima@gmail.com