2010年6月5日土曜日

本の島をめぐる対話 vol.2 堀江敏幸×前田英樹×冨原眞弓トークイベント

予約受付中!

2010619日(土)13:00~(開場1230~)

青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山

定員:120名様


入場料:700(税込)

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惜しくも昨年逝去した編集者・津田新吾により作り出された本の世界=本の島 について、ゆかりの深い著者たちが語り合うトークイベントの第二弾です。かつて存在した「島々」を巡る言葉と言葉のあわいから、未来へと開かれたあたらしい「島々」の像がぼんやりと浮かび上がる、そんなスリリングな現場にぜひお立ち会いください。


◉プロフィール

堀江敏幸 (ほりえ としゆき)
1964年岐阜県生まれ、作家、フランス文学者。早稲田大学教授。著書に『郊外へ』、『熊の敷石』、『回送電車』、『雪沼とその周辺』、『河岸忘日抄』、『未見坂』、『正弦曲線』など。訳書にエルヴェ・ギベール『赤い帽子の男』『幻のイマージュ』、ジャック・レダ『パリの廃墟』、ジェラール・フランカン『つきへでかけたおんなのこ』、フィリップ・ソレルス『神秘のモーツァルト』などがある。津田新吾の手がけた本は『おぱらばん』(三島由紀夫賞)、『魔法の石板 ジョルジュ・ペロスの方へ』の二冊。



前田英樹 (まえだ ひでき)
1951年大阪府生まれ。立教大学現代心理学部教授。フランス思想、言語論の精緻な読みを基礎として、映画、絵画、文学などから時間や記憶についての考察を続ける。著書に『沈黙するソシュール』、『小津安二郎の家 持続と浸透』、『在るものの魅惑』、『倫理という力』、『独学の精神』など。訳書にフェルディナン・ド・ソシュール『ソシュール講義録注解』、アンリ・ベルクソン『記憶と生』など。津田新吾の手がけた本は『映画=イマージュの秘蹟』、『セザンヌ 画家のメチエ』、『言葉と在るものの声』、甲野善紀との共著『剣の思想』の四冊。




冨原眞弓 (とみはら まゆみ)1954年兵庫県生まれ。聖心女子大学哲学科教授。専門はシモーヌ・ヴェイユなどフランス哲学・思想であるが、トーヴェ・ヤンソン作品のスウェーデン語からの翻訳や作品研究にも携わる。著書に『シモーヌ・ヴェイユ』、『ムーミンを読む』、『ムーミン谷のひみつ』など。訳書にシモーヌ・ヴェイユ『カイエ 3』、『カイエ 4』、『ヴェイユの言葉』(編訳)、『自由と社会的抑圧』、『根をもつこと』、カリン・ボイエ『カロカイン 国家と密告の自白剤』、『トーベ・ヤンソン・コレクション』全八巻、トーベ・ヤンソン『島暮らしの記録』など。津田新吾の手がけた本は『シモーヌ・ヴェイユ 力の寓話』、『トーヴェ・ヤンソンとガルムの世界 ムーミントロールの誕生』の二冊。